- 一番初めのメッセージでどう送っていいか分からない
- 最初のメッセージの反応が良くない
気になる人に初めて送るメッセージ(LINE)ってどんな風に送ればいいの?
という人向けに、心理学的にアドバイスしていきます。
例えば
- 友達から紹介してもらった
- 合コンで知り合った
- マッチングアプリでマッチングした
こんな時に、どう送ったら返信率が高まるかって話ですね。
前回の記事と合わせてお読みください!
それでは行きましょう!
初メッセージはとても大事
相手に送る初メッセージはとても大事です。
実際に会っていても会っていなくても、初メッセージは最初の印象として強く残ります。
それには、心理学で初頭効果というものが働くためです。
初頭効果
初めに得た情報が後に入ってくる情報に影響を及ぼす現象のことです。 第一印象が長い間残り続けるのはその影響。
第一印象が大事、というのはこれが理由ですが
最初の印象が良ければ、その後の印象もよくなっていく、ということです。
逆に最初の印象を悪くしてしまったら、その後印象を良くするのも大変になってしまうので、気をつけてくださいね。
感謝+感情+質問
第一印象を良くするメッセージのポイントは、以下の3点セットです。
「感謝(お礼)+感情(気持ち)+質問」
どれもめちゃくちゃ重要です。
それぞれ見ていきましょう。
感謝(お礼)
これは自然と送ってる方も多いと思います。
- 今日はありがとうございました!
- 連絡先交換(マッチング)ありがとうございます!
感謝の言葉を送っていない人は、送った方が絶対にいいと思います。
心理用語で「感謝軽視バイアス(感謝の言葉を軽く見る傾向がある)」という言葉があります。
人は「ありがとう」という言葉を軽く見てしまいがちなのですが、私たちが思うよりも相手にとってポジティブな感情を与えるんです。
言われるだけで幸福度が上がる
ネスレ社が2013年に行った調査によると、「ありがとう」を言われる回数と幸福度に比例関係があることが分かったそう。
1日に20回以上「ありがとう」と言われる人の幸福度(平均7.1点)は、全く言われない人(平均4.8点)の約1.5倍にもなったそうな。
ちなみに、同じ調査では感謝を言われる側だけでなく、言う側にも良い効果があることが結果として出ています。
ストレスを抱えづらくなり、幸福度が上がる
「ありがとう」を全く言わない人の約40%がストレスを受けて1週間も引きずるのに対し、「ありがとう」を一日に20回以上言う人の約40%がストレスを受けても1日で忘れる。
幸福度も20回以上言う人(平均6.8点)と、全く言わない人(平均4.4点)では1.5倍もの差が生じた。
「ありがとう」は相手を無意識のうちに幸せな気持ちにできるテクニックとしてどこでも使えますので、覚えておきましょう。
※ただし言い過ぎは嘘っぽくなるのでNGですよ笑
感情(気持ち)
文章でのやり取りは、実際に会って会話するのとは違って相手の顔やしぐさやが見えません。
同じ文章でも、相手によって受ける印象が変わる場合もあります。
あんなカレー、初めてでした。
実際の会話では、相手の口調や表情で言いたいニュアンス(意味)は伝わりますよね。
でも文章だけだと、
- あんな(美味しい)カレーなのか
- あんな(不味い)カレーなのか
- あんな(辛い)カレーなのか
どれを言いたいのか伝わりませんよね。
会話と違うからこそ、 メッセージには楽しかった・嬉しかったというポジティブな感情や気持ちはちゃんと書きましょう。
具体的には、
- いろんな話が出来て楽しかったです!
- 〇〇(自分と同じ趣味)が好きな人と話せてうれしかったです!
- まさか、〇〇を知っている人がいたとは驚きました(笑)
こんな文章です。
例文のように相手との共通点を含めるのも効果的です。
類似性の法則
人は、自分と似た人に好意を持ちやすい、という法則があります。
相手の共通点をメッセージにあえて書くことで、相手の印象を良くする効果があります。
共通点なんかないよ!という方は、相手と共有した思い出でもいいです。
- お店の〇〇、美味しくてビックリでしたね!
- お店出たときに見かけた酔っ払い、デロンデロンで面白かったですね笑
こうすれば、相手にも自分の気持ちが伝わりますし、
一緒に過ごした時間のポジティブな感情が相手にも思い出されるのでとても良い印象を相手に与えられるはずです!
感情をうまく表現できる人はモテるという研究結果もありますので、このあたりぜひうまく自分の感情を表現してみて下さい。
質問
感謝と感情だけでは少し足りません。
やはり、相手から返信してもらうには「質問」が必要です。
相手が文章を書くためのテーマを与えてあげる必要があります。
そのテーマ付けが「質問」の効果です。
ただ、一度会った後でのファーストメッセージであれば、そこまで気の張った質問でなくてもよいはずです。
飲み会や、友達の紹介で初めて会った後なら、下記のような質問をしてあげれば相手を気づかっていますし、好印象になることでしょう。
- 無事におうち着きました?
- ちゃんと帰れましたか?
盛り上げやすいオススメな話題
- 友達紹介で連絡先だけ教えてもらった。
- マッチングアプリでマッチングした。
こんな時には、話題を意識した質問が必要ですよね。
前回の記事でもご紹介していますが、
以下のようなテーマは盛り上がりやすく、相手にとっても返事しやすいです。
理由は誰もが話せるし、ポジティブな話題だからです。
- 好きな食べ物の話
- 趣味の話
- 休日の過ごし方
- よく行く(遊ぶ)場所
その人の「お気に入り」や「オススメ」に関して質問をしてあげると、さらに会話が盛り上がります。
- カフェ巡りが趣味っていいですね!お気に入りのカフェとかあるんですか?
- 〇〇さんが最近観た中でオススメの作品とかありました?
- 渋谷住みでしたよね!美味しいイタリアンのお店を探したいんですけどあの辺りにオススメのお店あったりしますか?
ちなみにですが、デートのお誘いをするのにオススメな話題はズバリ「食べ物の話」です。
- 好きな料理を聞く
- 良く行くお店、オススメ店を聞く
- (教えてくれたお店を調べてみてから)
「美味しそう!今度一緒に行きたいです(行きませんか?)!」と誘ってみる。
この流れ、相手にとっては”自分がオススメしたお店”に行くという話なので、心理的に自分からは断りにくくなっています。
よほど心を許してくれていない(嫌われている)場合を除いては誘いに乗ってくれるのではないでしょうか?
NGな話題
一方で、送らない方がいい話題もあるのでそれもご紹介します。
結構やりがちなので、気を付けてくださいね。
外見をほめる
褒められたら嬉しいだろう、と勘違いする人も多いのですが、親しくない人からの外見の賞賛は大きく評価を下げることが心理学上でも分かってる、やっちゃいけない話題の代表格です。
プライベートなことを聞く
どこに住んでいるのか、年齢、家族構成、など急にプライベートなことを聞かれると相手に警戒心を与えます。お金(お給料)の話とかも、デリカシーの無さを疑われるので止めておきましょう。
当然、下ネタとかは解説するまでもなく基本的にNGですのでご注意を。
送るタイミング
どう送ろうかな…
と悩んでたら、結局タイミングを逃して遅くなってしまった…
こんなことあるかもしれませんが、これとてももったいないです。
知り合ったタイミングから時間をあまり空けずに送ることが重要です。
どんなに楽しい時間でも、その時の感情は時間とともに薄れていきます。
また時間が経って連絡もないと「忘れられている」と無意識に思うため、気持ちも離れていきます。
相手の気持ちが冷めていく前に、知り合ってからその日中、遅くとも24時間以内にはメッセージを送るようにしましょう。
まとめ:自分を素直に表現しよう!
口で自分の感情を表現するのは難しいことです。
でも、文章は違います。
文章は良くも悪くも「自分を素直に表現できる」ツールです。
いつもは恥ずかしくて口に出せない親に対する感謝の気持ちも手紙にすれば書ける、そんなこともあるじゃないですか。
何かに対する文句は直接では言いにくいけど、メールなら苦情を送れてしまうし、Amazonの商品レビューとかには厳しい意見っていっぱいありますよね。
相手が目の前にいないからこそ、いつもは言えないことも言えてしまう。
そんな特徴をメッセージは持っています。
…であれば!
相手への自分のポジティブな感情、純粋な感謝の気持ちもメッセージなら送りやすいんです!
この特徴を活かさない手はありません。
ぜひ、今回ご紹介したメッセージ以外でも自分を素直に表現して楽しいメッセージライフを送ってくださいね!
それでは、今回はここまで。
ありがとうございました!