ゆるわか心理学「ここプラ」

自分を変えるたった一つのきっかけ【誰でも簡単に自分磨き】

この記事はこんな人向け
  • 自分を変えたいと思っているのに中々変えられない人
  • 自分磨きをしたいのに、続かない人
  • 楽に自分を変えるきっかけが欲しい人


自分はこうなりたいのに…
こんなこと出来るようになりたいのに…

https://cream-blog.com/wp-content/uploads/2019/12/figure_crying.jpg誰かさん

自分を変えたいのに変われない!

そんな経験、誰しもあるんじゃないでしょうか?

実は、自分を変えたいと思っているのに変われないのは脳がブレーキをかけているから。
そのブレーキをそっと外してあげれば、変わることは誰でも可能ですよ!


この記事では、自分を変えるための簡単なきっかけ作りについてご紹介します。

変わりたいのに変われない理由


そもそも、人は変化を嫌う生き物です。


変化を嫌う理由はいろいろあるのですが、一番分かりやすい理由としては、『恒常性維持機能(ホメオスタシス)』という脳の機能があるためです。


これは、『自分を同じ状態に保ち続けようとする機能』です。

例えば、

寒い時には体が震えて体温を上げようとするし、
逆に暑い時は汗をかいて体温を下げようとしますよね。

これは、体に対する危険な変化を脳が気づいて、元の状態に保とうとしているんです。

これと同じことが「自分を変えたい!」と思うときにも起きている。
「変わると危ないかも!」と脳が無意識にブレーキをかけているんです。


脳は、自分たちの体が危険にさらされないように、変化から無意識のうちに守ってくれているってことですね。


いや~脳ってスゲー。

変わるにはどうしたらいいのか?


じゃあそんな脳に、変化を受け入れさせるにはどうしたらいいのか?って話ですよね。

実はこれ、すごい簡単。次の2つのことで変化を受け入れてもらえます。

  1. 脳が危ないかも!と思わないくらいの小さな変化を起こす
  2. 脳を喜ばせる


それぞれ、説明しますね。

小さい変化を起こす


体は小さな変化であれば対応できる機能を持っています。


例えば、インフルエンザの予防接種のワクチン、
あれ実はインフルエンザの病原菌を弱めたものを注射しています。

弱い菌を体に入れることで体はその病原菌に対する免疫力をつけることができます。

免疫力をつけておけば、強いインフルエンザ菌がやってきたときに、 その菌にも負けにくくなる。

逆に、予防接種を受けていない状態でいきなり強い菌が来たら体は対処できずにインフルエンザにかかってしまう、

要するに変化に対応できなくなってしまうんです。


脳も一緒。

小さい変化であれば対応が出来るので、ブレーキがかかりにくい。

この小さい変化を積み重ねていくと、気づいたら大きな変化になっています。



チリも積もれば山となる。

なので、まずは小さいことから変化を起こしてみましょう。

脳に気持ちよいと思わせる


脳は気持ちいいことが大好きです。

好きな人と一緒にいるとき。
スポーツをしているとき。
大学受験に受かったとき。


こんな場面で、脳では「ドーパミン」という快感や幸せを感じる脳内ホルモンがいっぱい出ています。

このホルモンは脳にとってのご褒美。
ご褒美欲しさに脳は「ドーパミン」が出ることを積極的にやりたがります。

MEMO
美味しいものを食べているとき、お酒を飲んでいるときに「ドーパミン」が多く出ます。つまりは、そういうことなんですね~(笑)

つまり、ご褒美となる変化であれば、脳はブレーキどころか積極的に受け入れるようになるということです。

ちなみに、「ドーパミン」はやる気とか積極性、意欲を向上させるので、変わるための行動に対する意欲も上がります。

https://cream-blog.com/wp-content/uploads/2019/10/26403646.jpg
くるぃむ

脳って可愛いとこあるよね。

ドーパミンはどうやったら増える?


じゃあ、脳にどんな方法でご褒美を上げればいいのか?って話ですよね。

ドーパミンは、自分にとってプラスとなる「新しい刺激」や「感動」によって多く増えることが分かっています。

例えば、

  • 行ったことのない場所に旅行する
  • やったことのないスポーツに挑戦してみる
  • 話したことのない人に話しかけてみる


自分が今まで経験したことがないことを体験する事で、「ドーパミン」が 放出されやすくなるんです。


…結構めんどうくさいし、ハードル高くない??と思ったあなた。
『ホメオスタシス』が正常に働いてますね笑

なので今回は、誰でも出来そうな簡単なきっかけをご紹介。


それは『知ること』です。


え、それだけ?と思ったあなた。拍子抜けでしょ?
次のパートでその理由をお伝えしましょう。


『知ること』が良い理由

なぜ『知ること』が良いのか?

その理由は大きく分けて2つです。

  1. 人は『知ること』で快感を覚えるから
  2. とても簡単だから

人は『知ること』で快感を覚えるから


「新しい刺激」や「感動」でドーパミンが出るという話。

それは、新しい知識を得る、ことでももちろん出ます。

「知らなかった!」
「なるほど!」
「こんな見方もあるのか!」


新しい発見があることで、脳はどんどんドーパミンを出します。一時期はやったアハ体験もドーパミンを出す方法です。

つまり、『知ること』は脳へのご褒美になるんです。

とても簡単だから


『知る』ことって、誰もが意識せずやっていることです。

  • ツイッターで面白い投稿を探す
  • インスタで芸能人のファッションをチェックする
  • 分からないことがあったらGoogleで調べる。


みんな自然にやってますよね。

みんなドーパミン、欲しがりすぎでしょ(笑)


今は新しい知識を得る為には、非常にいい時代。

『知ること』が自分を変える一歩だと思えば、ハードルがだいぶ低いでしょ?

『知る』上で、効果を上げること

誰かさん

『知ること』がいいとは言ってもさ、知るだけじゃ何も変わらないじゃない。

と思ったあなた。鋭い!その通り!


知ってても、それを効果的に使えてこそ意味が出てきます。
つまり、知ったことを実践してこそ自分を変えることができます。

そこまで理解していただいた皆さんに次のステップの事もちょっとお話ししますね。



『知ること』の効果を高めるには、『意識する』ことが必要です。

具体的に言うと、「知った」ことの中に、『今の自分に出来そうなものが無いかな』と意識して探すんです。


ハードルが高かったり、やるべきことが曖昧で良く分からないアドバイスが世の中には結構存在します。 例えば…

  • 仕事が嫌なら働く環境を変えろ!
  • 人から好かれたければ嫌いな人をまず好きになれ!
  • まずは幸せを感じましょう。


こんなのを真に受けて「やろう」と思っても挫折してしまうのは…
もう理由は分かりますよね笑


なので、もっと自分が出来そうな『小さなこと』を探してやってみるんです


たとえば、先ほどの例で言えば…

  • 仕事で使ってるペンをちょっといいものにすることで気分を変えてみる
  • 人の良い部分を真似してみる
  • うれしかったことをメモして時々見返してみる

みたいな、自分で出来そうな軽いことからでいいんです。

そんな知識を『意識して知り』、『やってみる』ことで、自分を変えていけるはずですよ!

参考

ちなみに、小さな成功体験を積み重ねて大きな成功に繋げることを 『スモールステップの法則』と言ったりします。


まとめ:まずは小さなことからはじめよう!


急激な変化というのは体にとって毒です。

脳もそれを分かっているから急に自分を変えないように制御しています。


まずは『小さいこと=知る』ところから始めてみましょう。


『知り』、その中でも「自分に出来そうなことを選んでやってみる」

その積み重ねによって、いつの間にか「なりたかった自分」へ自分磨きされているはずですよ。


このサイトでも皆さんに「これだったら出来るかも」とか「なるほど!」と思ってもらえるような情報をどんどん提供していきますよ!


では、今回はここまで。

ありがとうございました。